臨床例

右の五十肩 2018.03.13

 

右の五十肩  丸亀店  高松店 埼玉店

 

臨床例  女性、52歳、五十肩

 

 2か月前ぐらいから右腕を前から上に挙げる時に痛むようになってきた。不便だがなんとか我慢していたのだが、最近になって夜中にウズウズと右肩が疼き出して寝られなくなってきた。

 

 これは大変だと思っていたところ、友達からあそこの鍼灸院に行くと早く治ると聞いたものだから、やってきました。

 

 五十肩は、反対側の肩に手を持っていくと痛くなるのは肺経(手掌拇指)の疾患。腕を真正面から、前上に挙げる時に痛むのは大腸経1(手背拇指)の疾患。腕を正面よりやや外側にあげるとき痛むのは大腸経2(手背示指)の疾患。腕を真横に上げる時に痛むのは三焦経2(手背中指)の疾患。腕を斜め後ろにあげるとき痛むのは三焦経1(手背薬指)の疾患。腕を後ろに回す時に痛むのは小腸経(手背小指)の疾患。であります。

 

 また、夜間痛や腕が疼くような症状があるときは、腋の下に疾患があります。治療点は原則として、総て反対側の腕を治療点とします。患側を治療点としたのでは何時までも治りません。実と虚の反応がある場合が多いのですが、時には虚の反応だけという時もあります

 

診察

 この患者さんの場合は右腕を前から上に挙げる時に痛むという症状から、右手背の拇指に提鍼を当て検査すると経脈に実と虚の反応が出ていた。手拇指経脈の何処が実かを探すと、指の付け根5-5Kに一番実の反応が出ていた。

 そこで左手背の拇指と比較脈診してみると左の方に実が強い。左手背、右前腕、左上腕、右腰、がウエーブのルートであるからそこを比較脈診してみると、左上腕に実の強い反応があった。治療点は左上腕5-5Kということになる。

 

治療

 左上腕5-5Kに印を付け、実と虚の反応であるから接触鍼をして、実の反応を取り除き、残った虚の反応に対して知熱灸を虚の反応が無くなるまで据えた。この治療で右腕はスムーズに上がるようになった。

 

 ところが、右肩のウズウズした感じはまだ残っているという。そこで陰経を探してみる事にする。右手掌のどの指に反応があるかを調べてみた。中指が一番強い、中指の中でも指の付け根1-3Lに反応が出ていた。

 左手掌の中指と比較脈診してみると左中指1-3Lの方が強い反応を示す。そこからウエーブで上腕陰に飛び、治療点は左上腕陰の1-3Lとなった。

 

 腕を上げてもらい腋毛の中心部あたりで上腕よりが、上腕陰の1-3Lとなる、提鍼を滑らせて実の反応を確認しながら印を付けた。実と虚の反応が出ている。

 

 治療は実と虚の反応であるから、接触鍼で35回ぐらい45度の角度で鍼先を滑らせて実の反応を取り除き、その後、残っている虚の反応に対して知熱灸を虚の反応が無くなるまで据えた。

 この治療によってウズウズとする肩の症状は消えた。当院では五十肩の治療は5回から8回ほどで完治している。1年から3年近くもかかる五十肩が、短期間で治るのは反対側に治療点を持ってくることによって可能となる。

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