臨床例

慢性気管支炎 動画あり 2017.02.23

慢性気管支炎 香川県 高松店 丸亀店

 

 咳やタンが、1年のうち3カ月以上つづき、気管支の炎症が慢性的な状態を慢性気管支炎と言います。酷い咳が長引くと、気管支が弾力を失い、タンが溜まりやすくなり、咳も出やすくなります。

 

 喉は過敏性の(アレルギー)場合が多く、ちょっとした刺激にも咳き込みます。


過敏反応を取り除いてやると咳は収まります。慢性でありますから、すぐには取り除くことが出来ませんが、何回か治療しているとやがて良くなります。

 

慢性に移行した気管支炎の場合、アレルギー反応を取り除くだけでは収まりません。身体各部の弱い部分を補い、身体全体の回復力をつける必要があります。

 

臨床例

 

女性 56歳 慢性気管支炎になってから10年ぐらいたつ、疲れたときやストレスがあるとよく咳き込む。調子の良い時と、悪い時のむらがあり、常に気管を拡張する薬はいつも携帯している。

 

 診察してみると、肺経、大腸経、肝経、にアレルギー反応があった。肺経に対しては太淵2、大腸経に対しては前腕陽の5-1K、肝経に対しては太衝穴、を使い、それぞれに接触鍼をした。

 

 身体の弱いところを補うツボは、期門L、腰3-1K、腰1-1L,背3-1K、背1-1L、胸1-5L、胸3-1K,などの穴を使い、知熱灸をすえた。

 

 治療を終わると呼吸が楽になり、大きな深呼吸も出来るし、咳き込みもしない。治療後、3日間ぐらいはとても快適に暮らせるが、徐々に元の咳き込む状態に戻ってゆく。

 

 週1回の治療を続けていると、仕事で過労になったり、ストレスで困った時なども、難なく乗り越えられるようになった。携帯用の薬を使うことは、ほとんどなくなった。薬はなるべく使わないようにしている。

 

 鍼灸治療を続けて良かったことは、体力がついて、薬を使わなくても乗り越えられる自信がついたことです。

 

<施術動画>

 

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