臨床例

膝に水がたまる膝関節症 2017.02.23


膝に水が溜まる膝関節症 香川県 高松店 丸亀店

 

 膝関節症の大元は腰椎2番、3番、の硬化が原因です。腰骨の間にある、椎間板は骨と骨をつなぐ弾力のあるクッションですが、過食の多い人は、50歳代を過ぎると椎間板が弾力を失い硬くなってきます。

 

 神経は脊椎を通って椎間板から横に出て臀部、大腿部、膝、を通り足先まで来ています。その神経が、硬くなった椎間板の所で、狭められ、神経の活動が思うようにできなくなります。

 

 そうなると、血液の流れも悪くなり静脈瘤が出たり、膝関節全体の動きにも無理が生じてきます。その状態のままで、膝関節を使っていると、痛みが出たり、水が溜まってきたりします。

 

 膝関節症を治す基本は、腰椎2番、3番、とその前後にある椎間板に知熱灸をすえて、弾力を取り戻すことが基本となります。知熱灸をすえると、一時的に弾力が戻ります。

 

 弾力が戻ると、膝関節症で水のたまる症状が無くなります。長年の過食という生活習慣の中で、椎間板の弾力が失われた状態ですから、完治するのは難しいですが、知熱灸をすえていると水の溜まりはすぐに良くなってきます。

 

臨床例

 

73歳、女性、膝に水が溜まって痛くて歩けない。お医者さんで水を抜いてもらうと、痛みが無くなり歩けるようになる。しかし、4,5日するとまた腫れてくる。何回も水を抜くと,おー脚になり、歩けなくなると脅された。

 

 この女性に対して、腰椎の3番4番を中心に知熱灸を据えたところ、その週から水が溜まらなくなった。週2回の治療で3カ月たつが、水の溜まりはすっかり無くなって、元気で活動している。

 

 もう治ったのでしょうかね。来なくても大丈夫でしょうか?と問われるが、知熱灸を辞めると、2か月後くらいから、また水が溜まりだす可能性はある。

 

 硬化した椎間板が知熱灸をすると、一時的に若返るが、完全に若返るものではない。知熱灸を据えながら元気に余生を過ごすことをお勧めする。

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