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ぎっくり腰は何故なるの 2013.07.04

ぎっくり腰は何故なるの

 

 一般的には限界以上の力が加わることによって、筋肉の一部が断裂を起こしぎっくり腰になります。

 

 しかし、朝起きようとした時、歯を磨いている時、振り向いたとき、など何でもない動作の時にも、ギクッと来ます。これは何故でしょうか。

 

 ぎっくり腰になるときの条件があります。パーテイ、宴会、飲み会、などで過食、深酒、などをした後、疲れてぐっすり寝込んでしまいます。

 

 身体は、過食、深酒、をした食物を、翌朝まで残業して消化作業をします。
その為、背中、腰の筋肉はパンパンに張って硬くなるのです。

 

 胃が悪くなるだけではありません、背中や腰の筋肉がパンパンに張り、硬くなるという事を、覚えておいてください。

 

 さて、こんな時は風邪をひきやすい状態になっています。身体の中の気が、
胃の内容物を消化する為、集中的に胃の周りに集まってきます。

 

 その為、風邪のウイルスに対しては無防備になっており、風邪菌が自由に入
る事が出来ます。

 

 風邪菌は短時間の内に爆発的に増殖します。ある一定の数に増えると身体が大変だ、風邪菌に入られた、消化作業よりも風邪菌と対戦する方が先決だ。

 

 という事で体内の気は、胃の周りに最低限度の気を残して、あとは全部、風
邪菌と対戦する為に移動します。

 

 背中の筋肉はパンパンに張って硬くなったまま朝を迎えます。
背中や腰の筋肉は限界に近い状態で放置されている為、弱っている状態とみて、風邪菌は弱いところに取り付きます。

 

 身体の中で弱いところがあると、風邪菌は何処にでも入り込んで繁殖します。
背中や腰の筋肉は限界に近い状態まで硬くなっているうえに、風邪菌に冒され
ボロボロになります。

 

 こうなると、咳をしても、あくびをしても、歯を磨いていても、動作には関
係なく、突然ギクッと来ます。

 

 これがぎっくり腰の始まりで、程度にもよりますが、治るまで10日から永い
人では痛みが慢性化して持病となる人までいます。

 

 こんな酷い痛みが、突然、何の前兆もなく、ギクッと発病することにたいし
て、不思議に思われる方が多いと思います。

 

 過食、深酒が、ぎっくり腰に関係している事を認識して、ぎっくり腰になりたくない人は、このメカニズムを理解して生活してください。

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