鍼灸おを学ぶ

灸の作用と効用 2013.09.20

灸の作用と効用

 

 お灸の作用の中で特別に秀でている効果は、身体を補う力が強いということです。

 

 岩盤浴や温泉も身体を補う力はあります。しかし、お灸の場合は、その人の特別に弱くなっている所を、ピンポイントで補う為、病気が急激によくなる効果があります。

 

 人それぞれ経絡の弱りが何箇所かあります。それを探し出すのが本治法と言いまして、弱っている経絡を見つけ出します。

 

 弱っている経絡の特効穴にお灸をすえると、内臓に対する経絡が強化され、その人の基礎体力が増強されます。お灸は全身の基礎体力を増強させる作用があります。

 

 患部に対しては、その患部が弱っているのか、過敏になっているのかを、提鍼で確認します。弱っている患部に対してはお灸をします。過敏になっている患部には、鍼をして過敏状態を取り除いてからお灸をすることもありますし、鍼のみで治るところもあります。

 

 過敏になっている患部は、鍼をして過敏状態を取り除いてから、お灸をすえるとよくなるのですが、鍼をしないで過敏状態のあるまま、お灸をすえると、ますます過敏になり痛みが倍加されます。

 

 鍼も灸もその患部がどうなっているか、正確に把握して、その弱りと過敏に対応した鍼灸をする必要があります。

 

 お灸の作用としては

 

①基礎体力の向上。②弱っている患部の修復。③過敏になっている患部に対しては、鍼をすると共にお灸をして、患部を正常に回復させる。お灸の威力は、病のすべてに対して発揮されます。

 

 若者は体力があるので、鍼をしてから灸をする場合が多くなります。60歳を超えると体力が徐々に衰えるので、お灸をしてバランスを整えることが大事になります。

 

 これから日本の人口が老齢化に向かって進んでいる現在、お灸はその存在価値がますます重要になってきます。

 

 その大切なお灸をすえる鍼灸師が最近はますます減っています。昔から言われていますが、鍼する人は100に1成る。灸する人は100に10成る。薬を使う人は100に100成る。と言われています。

 

 鍼師は100人に1人しか成功しない、鍼はそれほど難しいのです。灸はそれほど難しくないのですが、鍼灸師のほとんどが、あまり灸をしなくなっています。お灸の絶大な力をもう一度見直してほしいものです。

 

 鍼灸師がお灸を使わなくなっている傾向にある半面、庶民の間で、せんねん灸に人気があり、その需要は年々伸びています。庶民の方が、その効力を敏感に感じ取って普及しています。

 

 お灸には即効性がある

 

 お灸は、即効性がないと民間では思われているようですが、そんな事はありません。即効性がないのは的が外れているからです。確実に的に当て、お灸をすえると、驚くほど即効的な効果が現れます。

 

 当院のお灸の治療点は臨床歴35年、経験の積み重ねから割り出したものですから、非常に精度の高いものです。

 

 全身的なバランスの修正、患部の虚実「弱っているか、過敏になっているか」の確認、治療点の探査技術、治療方法の選定、的確な治療、治療完了の見極め。

 

など、始めから終わりまで一貫して当院で開発した治療技術で行います。その為、治療点は確実に効果のあるところだけが選定されています。

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