臨床例

夜泣き(肝の虫) 2010.05.21

夜泣き(肝の虫)

 

 8か月になる女の子、毎晩何回も大泣きする。両親は眠れないので疲労困憊、どうしたものかと思い悩んでいた。

 

 

 ホームページを見て、電話してきた。子供の夜泣きは治りますか? 大丈夫、治りますよ。ただ、あまり逃げ回る子供の場合、診察、治療が出来ないことがたまにあります。

 

 

 そんな子供の場合、眠っている時のほうが治療しやすいこともあります。とにかく連れて来て下さい。心配することはありません。

 

 

 翌日元気な女の子を抱っこしてやってきた。先生の顔をみると警戒して逃げようとする。

 

 

 すかさずおもちゃを持ってきて2つ見せた、どっちがいい、ふりふりのついた赤いテンマルをとった。これでその女の子の興味はテンマルに移った。

 

 

 遊ばしながら脈診をする。小さいし、動くし、非常に判りにくいが、ここは我慢。全神経を集中して診察する。

 

 

 肝臓系統が過敏症になっている。これを鍼で抑えてやると効果がある。夜泣きや、怒りっぽい子供の場合、肝臓系統が多い。

 

 

 8か月の赤ちゃんの場合、鍼は刺さない。皮膚の上を鍼先でなぜるだけである。それも1回か2回、あつという間に終わる。

 

 

 簡単に終わるから両親はあっけにとられていることが多い。こんな治療で治せるのだろうかという顔をしている。

 

 

 そんなことにはかかわりなく、ハイ終了しました。2日後にまた連れて来て下さい。といって治療を終わる。料金は1000円です。

 

 

 2日後、お母さんが抱っこしてきた。2日間で夜泣きしたのは1回だけでした。1晩で4,5回夜泣きしていたのに、びっくりしました,有難うございます。

 

 

 初回と同じく、肝臓系統の過敏症を抑える鍼をする。サッサーと、2,3、か所、鍼先でなでるだけで終わる。終わった後は必ず赤ちゃんに、小さなチョコレートを持たせる。これも次の治療につなげるための重要な仕事だ。

 

 

 赤ちゃんと人間関係をつくることが勝敗を決する。おもちゃ専用の引き出しがあって、いつでも好きそうなおもちゃを取り出せるようにしてある。

 

 

 いかに気持ちよく赤ちゃんが体を任せられるか、全神経をそこに集中する。赤ちゃんが心を許してくれれば、案外どこを触っても平気で体を任してくれる。

 

 

 3回目、3日後に来た。この3日の間、1回だけほんの少し泣いただけです。ミルクがほしかったのかもしれません。ほんとに助かりました。

 

 

 3回目も同じような治療をする。先生、後はどうすればよいですか? しばらく様子を見て、夜泣きがまた始まるようでしたら連れて来なさい。

 

 

 3回の治療で、この赤ちゃんの治療は終了した。その後、2カ月たつのに何の連絡もないということは、順調に育っていることと思っている。

 

 治療

本治法  脾腎相克 で補う。

標治法  左右太衝穴を鍼先でなぜる。

     背中の胸椎8番9番あたりを鍼先でなぜる。

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