臨床例

足首の痛み 捻挫 2024.01.25

足首の痛み 捻挫

 

臨床例 女性 42歳 足首の痛み 捻挫

 

 症状 3日前に椅子に上がろうとして転倒、左足首を嫌と言うほど打ち付けたようで、しばらく起き上がることも出来ないほどの痛さであった。30分ぐらいその場で寝ていたが、ソロソロと起き上がった。その後、左足首の痛みで、歩く事は出来なくなった。

 

 診察

 左足首全般に包帯をグルグル巻きにして来院、左足首の状態を診察することが出来ない。ところが、当院では左足首の捻挫に対して、右足首に治療点を取っている。その関係で左足首患部の対称点である、右足首に提鍼を当てて反応がある所を探し出した。

 

 虚の反応と診て、右足首の何処に反応があるか4粒の提鍼を当て、脈を診ながら反応のある所にマジックで印を付けます。反応のある所全部に印を付けると、患部のある場所と、その広がりが一目瞭然で分かります。

 

治療

 1回目、印を付けた右足首の治療点に、虚の反応ですから知熱灸で補いました。印を付けた治療点は15カ所ほどになりましたが、その全部に5壮ずつ知熱灸を据えました。その治療の後、歩いてもらうとかなり痛みが減少していました。

 

 2回目、今日は足首を伸ばすような格好をすると痛いと言うので、足首の前面を中心に反応を探すと、足首前面の部分に虚の反応が出ていましたので8カ所ほど印を付けた。今回はそこに知熱灸で治療した。その後足首を伸ばすことが出来た。

 

 3回目、3日後に来院、かなり良くなったが左足くるぶしの上あたりが痛いと言う。そこで右足くるぶしの上あたりを提鍼で探すと、反応があったのでそこに印を付けて治療した。

 

 4回目、3日後に来院、ほとんど良くなったが歩くと、左足首の下の方が痛いと言う。腫れや赤くなったあざもほとんど無くなって、綺麗な足に戻りつつあった。右足首の下の方に印を付け治療点として知熱灸で補った。その治療後、歩いてもジャンプしても痛さは感じなくなった。

 

 捻挫の治療には、患部と反対側に虚の反応があるので、提鍼で脈を診ながら反応を探すと、ちゃんと反応が出ている。そこに知熱灸で治療すると良くなってくる。

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