臨床例

座っているとお尻が痛くなる 2017.08.21

 

座っているとお尻が痛くなる。 丸亀店 高松店

 

臨床例 男性 79歳 座っているとお尻が痛くなる

 

 年を取って、座ることが多くなり、長いこと座っているとお尻が痛くて我慢が出来なくなる。立ちあがってしばらく歩くと楽になるが、疲れるのでまた座ると痛くなる。これからどんどん年を取るのに、座っているのがつらいのは困る。何とかならないものかとやって来た。

 

診察

 

 臀部を提鍼で検査してみると、臀部全体に虚の反応が出ている。このように全体的に虚の反応が出ている場合は奇経反応といい、奇経の適応症となる。


 合谷―陥谷は顔面に対して効く。外関-臨泣は背中や腰に対して効く。後谿―申脈は頭から脊髄神経に沿って効く。列欠-照海は喉や陰部に対して効く。内関―公孫は胸や腹に対して効く。

 

 さて、臀部の奇経であるが、ここは当院独特の奇経を使っている。手薬指と小指の間に中渚という穴があるが、その中渚の隣で、中指と薬指の間を中渚2として使っている。足では薬指と小指の間に臨泣という穴がある。その横で中指と薬指の間に臨泣2という穴を新設して使っている。

 

 すなわち、手の中渚2―足の臨泣2という奇経を新設して、後頸部と臀部の治療に使っている。この患者さんの場合は右中渚2-左臨泣2にはっきりした虚の反応が出ていた。

 

治療

 

 右中渚2―左臨泣2に印を付け、虚の反応であるから、虚の反応が無くなるまで知熱灸を据えた。治療後、臀部の反応を提鍼で検査してみると、虚の反応が無くなっている。どうですか臀部の痛みは? と聞いてみた。長いこと座ると痛くなるが今は痛く無い。明日、又来るから報告するよと言って帰って行った。

 

 昨日、帰ってから椅子に座り、4時間近くテレビを見ていたが、何時もとはハッキリ違う感じがした。ほとんど痛さが感じない、痛いかなと注意して感じると少し痛い感じはある。しかし、はっきりと痛さの差があるから今日も同じ治療をして下さいと言った。

 

 この老人に対して、右中渚2―左臨泣2を取穴して3回ほど治療することによって、長く座っても痛まなくなった。ただ老人の事なので、完全に痛みが無くなってしまうとは思えない。そこで、また痛くなったときは、いつでも来てくださいと言って終了した。

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