臨床例詳細｜丸亀市・高松市の鍼灸院は普門堂鍼灸院

治らない口内炎　　丸亀店　　高松店

臨床例　女性　７２歳　何処へ行っても治らない口内炎

　前下歯のすぐ前に、潰瘍のようになった口内炎が出来て痛いし、モノを食べるときしみるので、あまり食べられない。前下歯が口内炎に当たるので、いつも気になって痛みが増す。

　歯医者さんに行って前下歯のとがっている所を削ってもらったが、そんな事では口内炎の痛みは良くならなかった。

診察

　唇の下（口内炎のちょうど上の皮膚）に提鍼を当て、虚、実、の反応を検査してみると、虚の反応であった。

　顔面は手掌、足底と関係が深いから、手掌、足底の指の中から虚の反応の強い所を探すと、手掌１－１Ｋに虚の反応があった。ここは顔面の下唇や顎と関連している。

治療

　手掌１－１Ｋの虚に対して、知熱灸を虚の反応が無くなるまで据えた。かなり酷い口内炎であったのか、多層灸となった。

　治療が終わって、自分の舌で口内炎を触ったり、指で上から押さえてみると、痛さが無くなっているといって喜んだ。その後、３回の治療で完治した。