臨床例

蓄膿症 動画あり 2014.03.14

蓄膿症

 

 食べ過ぎと蓄膿症は深い関係があります。胃実、腎虚と言いまして、胃の強さが人一倍旺盛で、食欲があり過ぎる人が、蓄膿症になる確率は高くなります。

 

 食べ過ぎがあると、腎虚と言いまして、腎臓系統が弱る傾向があります。腎臓系統は頭の前頭部と関係が深いのです。

 

 食べ過ぎ、飲み過ぎの時、いきなり鼻が詰まったり、鼻水が出始めたという経験がありませんか? このような症状はけっこう頻繁に起こるものです。

 

 また、食べ過ぎた翌朝に、風邪を引いて喉が痛い、鼻の奥が焼けるように痛い、鼻水が止まらない、などといった症状も出てくる事が多くなります。

 

 いずれも食べ過ぎると、腎臓系統に負担が掛かり、前頭部が弱ります。ウイルスは身体のどこでも弱いところで繁殖します。

 

この場合は前頭部の弱りで、鼻、喉、に炎症が起きたのです。

 

 前頭部の治療点は頭の正中線上で、前頭部の、神庭、上星、シン会、の3穴を取穴します。ここに知熱灸をすることによって、劇的な効果を上げることができます。

 

 もちろん、本治法、その他の治療も含めて、総合的に治療することが必要となります。

 

 ウイルスというのは、肺の弱りには肺炎、膀胱の弱りには膀胱炎、腎臓の弱りには腎炎、耳の弱りには中耳炎、など自由自在に弱みに付け込む性質があります。

 

鼻水、クシャミ、発熱、などによりウイルスに感染しないように抵抗しているのですが、抵抗むなしく、ウイルスに感染、鼻の奥にある副鼻腔まで入ったのが蓄膿症です。

 

 蓄膿症の初期症状は頭痛、発熱、目の周りの痛み、重苦しい感じ、鼻づまり、などがあり、夜中にヅキンヅキンと痛み眠れない事があります。

 

 抗生物質や薬で、治療すると、やがて症状はおさまります。ところが治ったような状態になるので、そのまま放置すると、慢性副鼻腔炎に移行します。

 

 慢性副鼻腔炎は、黄色い鼻水、頭痛、集中できない、嫌な臭い、記憶力が悪くなる、鼻呼吸が出来ず夜寝ぐるしい、鼻づまり、鼻の周りや眼や歯なども痛くなる事がある。

 

  副鼻腔炎になっても、抗生物質で症状は軽くなります。ところが完治しない場合が多い為、患者は途中で治療を中止して、何十年にも渡って慢性の副鼻腔炎を繰り返している人が多い。

 

 なぜ症状が良くなるのに、完治しないのか? それはウイルスを殺す治療を抗生物質でしていますが、薬によって、ウイルスと共に腎臓などの内臓にも負担を掛けているのです。

 

内臓の弱りは、ウイルスの完全除去に対して、最後の完治が出来にくい状態にあるのです。その為、何時までも完治しないで、何十年も副鼻腔炎を抱えている人は沢山います。

 

鍼灸治療では初期の蓄膿症に対しては、激しい症状にもかかわらず、4,5回の治療で、劇的に症状が改善され完治する場合が多いのです。

 

 慢性に移行した蓄膿症でも週2回の治療で、1カ月でほぼ症状がなくなり、2,3カ月すると完治します。

 

 鍼灸治療の良いところは、的確な場所に治療を加えることによって、患者さん自らの力を向上させ、患者さん自身の力で副鼻腔炎を治す事が出来ることです。

 

 その為、鍼灸は何回治療しても、副作用で内臓が悪くなる事はありません。むしろ回数が多いほど健康になります。

 

 また、ウイルスを最後まで追い詰め、徹底的に排除する働きがあります。鍼灸治療で完治した場合は、またぶり返すような事がなく、副鼻腔炎のわずらわしさから完全に解放される事が出来ます。

 

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