臨床例

正座が出来ない膝関節痛 2017.03.07

正座できない膝関節痛 香川県 高松店 丸亀店

 

 膝の裏が痛くて正座できない膝関節痛の人がいます。人前で足を投げ出して座るのが心苦しくて困る。膝を屈伸するときに、深く曲げられない。膝関節の動きも悪くて、重苦しい感じがする。

 

 このタイプの人は、膀胱経2行線に過敏反応があって、筋肉が硬直していることが多いのです。膝の裏側の筋肉がガチガチに張っており、無理に曲げると痛みを発します。

 

 大元は腰の2番、3番、が硬くなって、椎間板から出ている神経や血管が狭められ、膝関節の細動脈の流れが悪くなり、骨、椎間板、筋肉、健、等が衰えてきます。その為、膝関節の動きも悪くなり、重苦しい感じもしてきます。

 

 無理に動かしていると、膀胱経2行線の筋肉が硬くなって、膝を無理に動かさないように過敏反応を起こします。この過敏反応が膝の屈伸,正座、動きの悪さ、などとなって現れています。

 

臨床例

 

 73歳 女性 右膝が痛くて正座できない。曲げ伸ばしや、膝の動きも悪く、重たい感じもする。長く歩くのは苦手で、すぐに座りたくなる。座敷などで座るときには、足を投げ出すので、かっこが悪くて困る。

 

 治療 膀胱経2行線には、過敏反応が出ていた。右の膝が痛いので、左ひざの裏側で下腿陽2-5K(委陽穴あたり)に実と虚の反応があり、接触鍼をして実の反応を取り除いてから、知熱灸をして虚を補った。

 

 次に、腰の3-1K(腰2番、3番、の正中線上)に虚の反応がはっきり出ていたので、知熱灸をした。ここは多層灸といって、反応がなくなるまで据えた。膝には一番重要な穴で、ここが柔らかくなると膝に行く血流が多くなり膝は自然に回復してきます。

 

 治療後、右膝を曲げてもらったところ、正座まではいかないが、正座に近い状態まで回復した。膝も軽くなり、歩きがスムーズになった。

 

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