臨床例

打撲傷 2017.02.25

打撲傷  香川県 高松店 丸亀店

 

 打撲傷も案外厄介な症状を呈することもある。捻挫、むち打ち症、も同じで、軽いものから、酷いものでは何年間にもわたって苦しめられます。

 

臨床例

 

 女性 62歳 家事をしている時に、転倒して頭を強く打った。右後頭部に裂傷を負い、お医者さんで縫ってもらった。これで治ると思っていたのだが、頭痛、肩甲骨内縁の痛み、こめかみの痛み、首を下に向けると気持ちが悪い。

 

 頭痛は痛み止めを飲まないと我慢できないぐらい痛む。痛み止めの薬で、胃が痛く、食欲もない。

 

 打撲傷の治療は、打撲した場所のちょうど反対側に治療点を取ります。治療点を傷の周りに取ると治りません。反対側に取ることによって、すっきりと早く治ります。

 

 打撲傷の多くは、虚と実の反応を同時に持っています。この患者さんは右側を打撲しましたから、左側に提鍼を当て、実の反応がある所に印をつけ、接触鍼をしました。実の反応が取れた後に知熱灸をすえ、虚の反応を取り除きました。

 

 治療後は驚くほど、頭の中がすっきりして、下を向くと気持ちが悪い感覚もなくなりました。頭痛、コメカミの痛みも無くなり、鍼灸治療はこんなによく効くのですね。と言って感激していた。

 

 ただ、打撲傷の場合は、患部が複数になっている場合もあり、別の所が痛みだしたら、その場所に対応したところを治療しなければならない。

 

 患部の反対側を治療することと、提鍼で脈を見ながら正確な治療点に印をつけること、実の反応を接触鍼で取り除いてから、残っている虚の反応を知熱灸で補うことが大切になります。

 

 上記のことが正確に出来ると、打撲、捻挫、むち打ち症、等の外傷治療は飛躍的に効果を上げることが出来ます。

 

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