臨床例

腰から来る冷え症 2015.10.06

 腰からくる冷え症 香川県 高松店 丸亀店

 

 冷え性を治す基本は腰の治療をすることです。腰椎の2番、3番、に知熱灸を据えると、お腹や足腰が温かくなります。

 

 腰椎には骨と骨の間に椎間板と言って、弾力のあるクッションが入っています。そのおかげで腰を曲げたり、反らせたりできるのです。

 

 その椎間板のところから神経が出て、お腹や足腰に廻っています。この神経の通り道である椎間板が固くなっていたり、お腹にしこりがあって、神経が狭められ、神経の活動が充分に出来ないとき、冷え症の症状となって現れます。

 

 主には過食、間食、などの生活習慣によって起きてきます。

 

 臨床例

 

 38歳、女性、いつも、お腹や、太ももの内側、ふくらはぎ、足の裏、足の甲、などが冷えて気持ちが悪い。たくさん着込んでいても、冷えているような感じがする。

 

 この女性を診察してみると、腰椎の2番、3番、に虚の〈弱っている〉反応が出ていた。お腹を押さえてみると、へその周りに固いしこりがある。この固いしこりが神経や血流を圧迫して、冷え症につながっているものと思われた。


 
 お腹のしこりは、腰椎の2番、3番、に知熱灸を据えると、柔らかくなり、やがて手に触れなくなる。これは腰椎から出ている神経を刺激することによって神経が活発になり、しこりを解きほぐす効果があるのです。

 

 知熱灸を据え終わると、お腹の冷え、太ももの内側、ふくらはぎ、足の裏、足の甲、などすべてが温かくなった。特に足の裏が一番ポカポカと温かくなってきた。足先がこんなに温かくなると、気持ちが良いものですね。と言って感激していた。

 

 冷え性治療の基本は腰にあるというのは、腰から神経が出て、足腰に流れているため、大元である腰椎に知熱灸をすることが一番大切になります。

 

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