臨床例

膀胱炎になって膣がかゆい 2015.09.18

膀胱炎になって膣がかゆい  香川県 高松店 丸亀店

 

 膀胱炎は膀胱の粘膜に炎症が起きて、膣のかゆみ、尿が近くなる、尿の濁り、排尿の終わりごろの痛み、等の症状が起きてきます。

 

 原因の多くは、尿道からの細菌感染です。膀胱には細菌に対する抵抗力がありますが、冷え、病気、過労、等で抵抗力が弱まった時に感染しやすくなります。一般的には足の冷えによって、下腹部も冷えます。下腹部の冷えは、膀胱の弱りを招き、細菌が感染しやすくなります。

 

 養生法としては、骨盤腔内の血行を良くするため、毎日、30分から1時間の歩行運動をすることをお勧めします。寒い日は足が冷えないように、注意してください。

 

臨床例

 

 女性、53歳、
寒くなると、膀胱炎になりやすく、尿が近く、膣もかゆくなり、排尿後の痛みもでる。持病のように、ちょくちょくなるので、冬になって寒くなるのが怖い。薬を飲むと副作用が出るので、あまり飲みたくない。

 

 薬を飲むと胃が痛くなったり、便秘、背中の痛み、などが出てくるので、困っている。薬以外で治る方法を探しています。

 

 鍼灸治療では、膀胱炎によく効く穴として、下腹部の正中線上で恥骨のすぐ上で、へそよりに治療点を取ります。ここが冷えると膀胱炎になりやすくなります。

 

 提鍼で治療点の反応を診ると、はっきりとした虚の(弱っている)反応が出ていた。体表の温度も、他の部位よりは冷たく感じられた。

 

 知熱灸を3壮ずつすえて反応を診るとまだ、虚の反応が残っていたので、虚の反応が取れるまで、知熱灸をすえた。その他の治療も含めて治療を終わった。

 

 治療後、下腹部を中心に全身が温かくなり、足もポカポカしてきた。膣のかゆみや下腹部の違和感もなくなり、すっきりした感じになったと喜んだ。

 

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