臨床例

首の痛み 2017.02.16

首の痛み 香川県高松店 丸亀店

 

 臨床例 首の痛み、女性、45歳、9月1日
症状を聞いてみると、首を前後に曲げると痛む、左首の痛み、肩の痛み、肩甲骨内側の痛み、左を向くと痛む、があった。昨夜、雨降りで、少し寒いなあと思いながら寝たところ、朝起きたら首が動かない状態になっていた。

 

 左首の痛みと左を向くと痛むのは、同じ治療点から出ている症状である。右下腿陽3-2Lを治療点として、鍼灸治療すると左首の痛みが取れる、遠隔治療をした。

 

 右足のふくらはぎに治療点を持ってきて、左首の横にある痛みを取り除くのだから、普通では考えられないことである。しかし、東洋医学の全体を見てそのひずみを解消するには、最も合理的な考え方なのです。

 

 首を前後に曲げると痛む、肩甲骨内側の痛み、これも同じ治療点で取れる。背の1-1Lに知熱灸をすえる。この治療点は首の付け根にあり、太椎からの神経の出口に相当する。

 

太椎からの神経が圧迫されて、首を前後に曲げると痛み、肩甲骨内側の痛みとなって現れる。動作痛ではあるが、実の反応ではなく、虚の反応であった。

 

このように動作痛であっても、実痛とは限らず、虚痛となって現れることもあるので、提鍼での確認が大切になってくる。

 

肩の痛みに対しては定番の、背の4-3Kを治療点として接触鍼をした。背の4-3Kは胃経の治療点である関係から、胃経の走行上にある肩井穴のコリに対して効果を発揮する。

 

以上3つの治療点を治療することによって、首の痛みはほぼ緩解したが、まだ少し痛みが残っているという。

 

3つの治療点を再度点検してみると、背の1-1Lと下腿陽の3-2kにまだ虚の反応が残っていたので、そこに知熱灸を加えて治療した。この治療によって痛みはすべて緩解した。

 

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