臨床例

脊椎管狭窄症 2014.10.22

脊柱管狭窄症

 

 

 腰椎の軟部組織が肥厚して、脊柱管が狭窄「せばまる」しますので、そこから出ている神経を圧迫し、いろいろな障害が起こります。

 

 

 足のしびれ、筋力低下、痛み、排尿障害、間欠性跛行症、など様々な障害が起きてきます。

 

 

 一番多いのは、立っていても、腰痛や足のしびれが出てくる。歩いても痛くなる。腰を曲げて休むと、楽になってくる。上向きで寝ていても、腰や足が痛くなる。横向きで寝ると楽になる。

 

 

 脊椎管の狭窄部位によって、症状は様々なので、いろいろな症状を呈します。共通して言えることは、腰の角度によって、痛みやしびれ、鈍痛が出るときには、脊柱管狭窄症を疑いましょう。

 

 

 原因としては、若い時から、過食、間食、飲み過ぎ、などが多い人は年を取ってから、この病気になる確率は多くなります。

 

 

 夜食に腹いっぱい食べてすぐ寝ると、食物が小腸や大腸の中で、消化、吸収されるまで、6時間くらいかかります。本人はぐっすり寝ていますが、小腸や大腸は朝の6時まで働いています。

 

 

 

 その小腸や大腸に行っている神経が、腰椎から出ているのです。その神経を介して、腰椎に過大な負担がかかります。

 

 

 この過大な負担が、若い時から何十年と、続けられると中、高年になってから、腰椎の軟部組織に肥厚や石灰化沈着が起こります。

 

 

 これがある一定の限度を超えると、脊柱管狭窄となって、神経を圧迫するので、上記のような、様々な症状が出てくるわけです。

 

 

 何十年という、腰骨への負担が積み重なって出てきた病気ですから、そう簡単には治りません。

 

 

 自分で治そうと思う人は、徹底した小食が要求されます。過食のねじを、小食に切り替えるのです。

 

 

 まず、肉や脂っこい食事、てんぷら、チーズ、バター、加工食品、過食、間食、酒、たばこ、を辞めます。

 

 

 朝は野菜、果物、レモン、はちみつ少々、の中に豆乳をヒタヒタに入れ、ミキサーにかけて、野菜ジュースを作ります。

 

 

 それを大ジョッキ1杯分飲みます。朝はそれだけで終わり、昼も野菜ジュースコップ一杯に、腹7分目の食事、夜は腹8分目の食事、にします。

 

 

 このような食事内容で3カ月続けますと、体重が5kg~10kg痩せます。

 

 体重が減るということは、脂肪分が減るだけではありません。脊椎管狭窄症になっている部分の脂肪や老廃物も減ります。

 

 

 それによって徐々にではあるが、血流が良くなり、足のしびれ、痛み、重ダルサ、などが軽減されてきます。

 

 

 かなり良くなるまでには、1年から2年ぐらいかかります。体重もかなり減って、青年のようにしなやかな身体となり、動作、頭の切れ、運動能力、体の軽さ、など全般にわたって健康を取り戻すことが出来ます。

 

 

 本当に良くなろうと思えば、真正面から取り組んで、自分の体を、若い時の健康体に戻す努力をするのが、一番良いのです。

 

 

 この食事療法に、普門堂の鍼灸治療を併用すると、痛みの軽減が早くなります。

 

 

食事療法だけなら2年係るところを、週1回の鍼灸治療を行うと、約6か月で、日常生活に支障がないようになります。

 

 

 脊椎管狭窄を起こしている、腰椎の反対側から知熱灸を加え、温熱療法によって、脊椎管の肥厚、石灰化沈着、などに対して直接働きかけます。

 

 

 食事療法と鍼灸治療を併用しますと、患部の症状が改善される効果は、飛躍的に加速されます。

 

 

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