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うつ病と脳の関係 2010.05.10

うつ病と脳の関係

 

 寝られないということがうつ病の大きな特徴になっています。うつ病になると何故、寝られなくなるのか。寝られなくなったから、うつ病になったのか?

 

 

 眠りとうつ病の関係、ここには大きな繋がりがあります。そこで何故、寝られなくなったのかを検証してみたいと思います。

 

 

 眠りに就いた時には、全身を休めるために血液は肝臓に蓄えられ、全身には必要最小限の血液しか流れないようになっています。これで安定した眠りに就くことができるのです。

 

 

 ところが、産後、過労、ストレス、睡眠不足、過度の勉強、過緊張、飽食、看護ずかれ、迫害、などによって心身が休まる間がない人にとって、脳内の一部に弱りが生ずるのです。

 

 

 脳内に弱りが生じたとき、眠れないという現象が起きます。前にも記したように、睡眠時には、肝臓に血液が蓄えられ、全身には必要最小限の血液しか流れないようになっています。

 

 

 こうなると、弱った脳は必要な血液を貰わなければ、脳が死滅してしまいます。そのため血液を多く流すように指令を出します。

 

 

 全身に多くの血液が流されると、昼間の活動時と同じ状態に、体はなります。脳も身体も活発に動きますので、とても寝られる状態にはなれません。

 

 

 脳内のほんの一部の弱りが原因で、安定した眠りが阻害されているのです。この弱っている脳を鍼灸では、治すことができます。

 

 

 頭のテッペンに百会という穴があります。両耳の先端を結んだ線と、鼻筋から頭のテッペンを通って後頭部に向かう正中線の交わったところが百会穴です。

 

 

 この百会穴の内部に弱りが生じています。内部の弱りは、皮膚表面に必ず窓口を持っているもので、この窓口を穴(つぼ)と言います。

 

 

 百会穴にお灸をすえて、補ってやることによって、脳内のほんの一部の弱りが解消されるのです。

 

 

 中学生の男子、優秀な子でクラスではいつもトップクラス。その子が部活のために勉強時間が削られ、思うように勉強ができない。

 

 

 本試験の期間中は徹夜の状態であった。その上、高校入試がマジかに迫ったことから家族の者がはたで見ていると、悲惨なくらい頑張っていた。

 

 

 そんなある日、眠れないと訴えるようになった。こんなに頑張っているのに眠れないなんて!! 両親は心から心配した。

 

 

 天才とキチガイは紙一重とよく言われるが、あまり頑張りすぎるのも、困ったことになる可能性がある。

 

 

 

おばあちゃんは鍼灸が大好きな関係もあって、すぐに当院に連れてきた。素直ないい子だ。

 

 

診察してみると、明らかに百会穴が虚している(弱っている)。若いし、生命力があるので的確な治療をするとすぐに良くなるだろうと推理した。

 

 

総合的な治療をした後、ポイントとなる百会穴に知熱灸をすえた。お灸の熱が通ると、気持が良いと言った。

 

 

男の子はその晩からぐっすり眠れるようになった。眠れなくなってすぐに連れてきたのと、睡眠薬その他の薬を一切使う前に来たのが、最もよかった。

 

 

ほんの一部、脳の弱りが人生の大半を狂わす、うつ病に発展することもある。うつ病と脳の関係、これは大切なポイントとなることだろう。

 

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