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ダイエットよりしっかり食べて健康に 2018.01.03

 

ダイエットより、しっかり食べて痩せる

 

 身体が重く感じる事がありませんか。それは肥ったからではなく、筋肉の量が落ちたからです。肥ったから、これではいけないと思い、食事の量を減らす人がいます。食事を減らすとなるほど痩せますが、それは筋肉が燃えて痩せているのです。その為、筋肉の量が低下して身体が重く感じるのです。

 

 筋肉はエネルギーを作り出す作用がありますから、筋肉の量が多いと基礎代謝が高くなり、体温も高くなります。その上、疲れにくく、活発に一日を過ごすことが出来ます。

 

 食べる量を減らして、収支バランスを取る、というのは一番身体にダメージを与えます。食べる量が少なく、動く量が少ない、という低い位置でバランスを取ると、代謝が低く、栄養も不足するので、たとえ痩せたとしても決して引き締まった体にはなれません。

 

 特に30代後半の人は、食事を減らすと身体だけでなく、精神面、健康面、でも不調を感じやすくなります。イライラしやすい、疲れやすい、冷える、などの変化は年齢のせいにされがちですが、実は食べる量が減って栄養不足になっているから、という事も多いのです。

 

 それに対し、きちんと食べて、その上で消費カロリーを増やすと、体調が良くなります。体力が付き、肌のハリと艶も変わります。単純に「カロリー収支」だけに着目せず。しっかり食べてきちんと動いて、出来るだけ高い位置でバランスを取る事が大切です。

 

 エネルギーの25㌫は筋肉で消費されています。だから、筋肉量が落ちると、基礎代謝がガクッと落ちて、食べる量は変わらないのに肥るという事になるのです。筋肉が減って体が重たい、身体が重たいから動かなくなる、これではいけないと食べる量を減らし、さらに筋肉量が減る。という悪循環になります。

 

 白ごはん、白パン、うどん、ソーメン、などは精製されている為、ミネラル、ビタミン、がはぎ取られています。その為、ビタミン、ミネラルという重要な栄養素が無くなっています。身体の中に取り入れる時、ビタミン、ミネラルを付け加えなければ栄養素として取り入れられないのです。

 

 その為、筋肉の中にあるビタミン、ミネラルを抜き出して活用します。白ごはん、白パン、白砂糖、うどん、ソーメン、などは筋肉の量を低下させる働きがあります。

 

 人間は頭から足先まで骨、皮膚、肉、内臓、血液、髪の毛、爪、等いろいろなもので成り立っています。食べ物も頭から尻尾までの小魚や、貝、卵、玄米、ゴマ、大豆、全粒粉の小麦粉、海藻、黒砂糖、蜂蜜、など全体食の場合はすべての栄養素を備えています。

 

 すべての栄養素を備えていると、すんなりと体の中に取り入れられますが、精製されて炭水化物だけになっていると、ビタミン、ミネラルを筋肉の中から抜き取って、付加えて初めて一人前の栄養素となり体内に取り入れられます。

 

 お菓子、炭酸飲料水、スナック菓子、甘い飲料水、お饅頭、ケーキ、などほとんどの物は白砂糖や白い小麦粉を原料として造られている為、ビタミン、ミネラルは、ほとんど含まれていません。

 

 その為、ビタミン、ミネラルを必要として、筋肉から抜き取るのです。当然、基礎代謝が落ちるので、冷え性になり、肥りやすくなります。又、冷え性なのに痩せている人も居ます。このような人は食欲不振で栄養素の足りない人です。

 

 食欲があって冷え性で肥っている人、食欲が無くて冷え性で痩せている人、共通点は食生活の間違いから栄養不足となり、筋肉が衰え、基礎代謝が低下しているという事です。

 

 朝食を全くとらない習慣の人は、夕食でガッツリ食べているから問題ないと言いますが、夕食での過食は脂肪の蓄積に大きく関係しており、肥る原因にもなっているのです。その上、昼食まで何も食べないと、筋肉を燃やしてしまい、筋肉量が減って低体温になるのです。

 

 夕食後は身体が寝るためにお休みモードに切り替わります。その為、基礎代謝も少なくなりますからカロリーの諸費量は少ないのです。そこへ夕食で沢山食べたカロリーの、余った分は脂肪となってお腹に蓄積されます。

 

 朝になって食欲がないのは、夕食のカロリーが残っているのではなく、胃や肝臓、膵臓、小腸などの消化器が疲れ果て、食欲を起こせない状態になっているからです。一番良いのは朝食は腹7分で、昼食はしっかり取り、夕食は腹7分目に抑える習慣をつけると良いでしょう。1日のサイクルが快適になります。

 

 仕事の関係で夕食を取るのが8時以降になる人は、5時ごろおにぎりを1個食べ、帰ってからの食事は炭水化物を辞めて、主菜と副菜、のおかずだけにします。全体の量が腹7分目になるように心掛けます。そうすると朝はお腹が空いてしっかりと食べることが出来ます。

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