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食事療法のコツ 2017.10.24

 

食事療法のコツ

 

 癌になると皆さん、食事療法の改善に取り組む人は多いのですが、果たしてこの食事療法が合っているのか、または間違っているのか、はっきりしたことは分からない人が多いのです。

 

 その点、食品優劣ランク表を使って、上位の食品を取り、下位の食品はなるべくとらないことを心掛けてくれると良いのです。多くの食品の中でも、健康に良さそうな表示をしていながら、最下位にランクされている食品が案外多いのです。まず、ここに注目して注意する食品は取らないでください。

 

  そこである程度、自分で目安をつけて観察する方法を伝授しておきます。身体に出た信号は必ず身体の、好、不調、を現しています。そこで身体に出来た小さな疾患に注目します。

 

 例えば最近できた湿疹、おでき、水虫、目の痒み、など、別に治療に走らなくても良いような小さな疾患です。それらの疾患は治りも早いし、ほおって置いても別に苦にもならない疾患です。

 

 身体の好、不調は必ずこれらの小さな疾患にも影響してきます。体調が良くなるとすぐに消えてしまうし、体調が悪くなると案外長引くし、悪くもなってきます。これらのどうでもよい疾患に注目して、その盛衰を注意深く観察すると、今やっている食事の改善が良いか悪いか判断できるのです。

 

 長引いている膝関節痛や、慢性の50肩など、大きな疾患は食事療法で、すぐにはその盛衰が分かりません。何年も掛けなくてはダメなので、すぐに盛衰が分かるには小さな疾患に注目することです。

 

 さて、食事療法ですが、基本的には半断食をしてもらいます。どんなに良い物だけを食べていても、食べ過ぎがあると、必ず何か悪い影響が出てきます。何故半断食が良いかというと、朝は野菜ジュース一杯だけ、昼は普通に食べてもらいます。

 

 これが半断食ですが、新鮮な野菜ジュースを飲むという事と、間食、夜食は厳禁ですから、余分な食糧が入らないことがポイントとなります。さらに夜の食事は腹8分目で終わることが肝心です。

 

 夜の食事を腹いっぱい取ると、消化、吸収が遅れ、腸の中でいつまでも食料が停滞するので、悪玉菌の温床となります。腹8分にして食物を軽く消化、吸収させると、眠りも深くなり、すべてにおいて体調が良くなります。

 

 いくら身体に良い物だけを取っている積りでも、身体にとって悪い物も入ってくることはあります。その弊害を調整してくれるが半断食と夜食の腹8分です。身体に負担をかけないことで、身体が自然治癒能力を発揮して、良い方向に身体を導いてくれます。

 

 これらの結果は必ず体表にある疾患の盛衰に現れてきますから、しっかりと注目しておいてください。体表にある小さな疾患の変化は、体内の変化を反映しているものですから、この小さな変化の積み重ねががん克服の道となります。

 

癌を食事療法で克服したい人にとって、この食事療法のコツはある程度の目安になるものと確信しています。

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