鍼灸おもしろ日記詳細｜丸亀市・高松市の鍼灸院は普門堂鍼灸院

癌は特別な病気ではない

　癌になると、あたかも特別な病気が、突然出てきたように考えている人が多いのですが、癌は特別な病気ではなく、日頃の生活習慣による悪癖の積み重ねによって生まれてきた産物であります。

　悪い生活習慣が長年続いた結果、身体が癌体質になり、その中で癌が育ち、１㎝くらいの大きさになると、検査で見つかるのです。問題は癌が育ちやすい、癌体質になっていることです。

　癌体質とは、低体温、低酸素、高血糖、酸性体質、になっている身体の事です。運動不足、過食、間食、甘い物の取り過ぎ、ストレス過多の生活、から揚げ、肉類、脂っこい食事、タバコ、酒の飲み過ぎ、等の生活習慣により癌体質になります。

　何故、癌体質が良くないのか？　

　癌は低体温、低酸素、高血糖、酸性体質、が大好きです。低体温は、運動不足、過食、間食、甘い物、が多い食生活をしていると脂肪が体にたまってきて、低体温になります。

　低酸素は、運動不足により体内の血液循環が滞り、血液内の酸素が不足します。高血糖は、文字通り、食べ過ぎ、間食、甘い物、お菓子、炭酸飲料、等によりどんどん糖分の多い食物が入ってくると、血液がドロドロになり、高血糖となります。

　酸性体質は低体温で基礎代謝が低くなり、低酸素で血液の酸素不足の中に、甘い物や過食で糖分がどんどん入ってくると、血液が濁り酸性体質になります。

　たとえると、よどんだ流れのない水の中に糖分などの栄養物をどんどん投げ入れると、その栄養を処理しきれなくて、ヘドロとなって、水の底に溜まってしまいます。その濁った水やヘドロが、癌は大好きで、その環境の中で、生まれ育ちます。

　このような癌体質の環境は、癌だけでなく、糖尿病、網膜剥離、腎臓病、肝臓病、痴ほう症、うつ病、心臓病、等すべての病気になる要素を持っているのです。癌は健康体の中に突然現れる悪魔のような存在ではありません。ありふれた、生活環境の不摂生が作り出した産物であります。

　癌体質が問題

　その癌体質をそのままにして、癌だけを退治する、近道だけを考え、手術、抗癌剤、放射線、等を使い癌が取り除かれたとします。そのために、身体には、体力の低下、免疫力の低下、癌体質の悪化、が進んでいます。癌の再発や、転移で大騒ぎするのは、癌体質をそのままにした付けが回って来たからです。

　人は癌になり、お医者さんから癌だと言われると、パニックになって、ほとんどの人が、手術、抗癌剤治療、放射線治療へと、飛び込むように、お決まりのコースに乗ってしまいます。その挙句、苦しみぬいて死んでいく人が、あまりにも多いのが残念です。

　ステージ１、２、の癌の場合は、癌モドキと言って、ポリープの大きい良性腫瘍を癌になるからと言って手術して、成功したと、癌の手術成功率の中に加える医者もいます。これは良性腫瘍ですから癌ではありません。成功して当たり前です。

　ステージ３，４、で見つかった癌の成功率が極端に低いのは、本物の癌である場合が多いからです。同じ１センチの癌でも、周りに小さな癌を、同時に持っているとステージ３に格上げされます。

　本物の癌は大きさが１㎝になると、すでに転移が始まっている場合が多くなります。そのため、手術をしても目に見えない取残しがあり、再発や転移の可能性が高くなります。

　本当の癌治療

　ステージ３や４で癌が見つかっても、その時はまだまだ元気があります。そのままにしておいても、５年や１０年は生きます。運動、半断食、食生活の改善、乾布マサツ、ストレスの改善、岩盤浴、サプリメント、等を駆使して健康に努めると癌を持ったまま、寿命まで生き延びる可能性が高いのです。

　癌体質の改善をすると、癌は増殖できなくて、そのままの大きさで動かなくなります。その間に、どんどん健康的な生活に努力すると、癌体質そのものが改善されますから、癌は小さくなります。

　本当の癌治療は、手術、抗癌剤、放射線、ではありません。癌体質を改善することこそ、本当の癌治療につながります。決して慌てないで、癌と真剣に向き合ってください。