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日本人の食生活は間違っている。 2008.07.16

いま日本人の食生活は間違っている。

高栄養、高蛋白、高カロリーの食事を腹いっぱい食べているのが日本人だ。普通は1日2,500カロリーあれば十分なのだが、13,500カロリーから5,000カロリーも取っている人が多い。その上、栄養剤のドリンクをなるべく飲むように心がけていますと言う。

いまや糖尿病は1,620万人もいて国民病となっている。メタポリックシンドロームは、

2,000万人に及ぶ、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、癌、の予備軍である。

厚労省が内臓脂肪症候群の対策に力を入れる背景には2025年には今の28兆円から56兆円に膨張すると予測される医療費の抑制に、死因の約3割を占める心臓病と脳卒中の予防が欠かせないことがある。

アメリカの肉を主体とする、食生活により、糖尿病になってからあわてて2,000カロリー以内に抑える食事を、医者から厳命されている人は多い。

長寿国日本の原動力は明治、大正の食生活にあった。

 

明治、大正時代は肉を食べることはほとんどなかった。たまに飼っている鶏を潰して家族全員で食べるのが唯一の楽しみである。

主食は丸麦の雑炊で、その量を増やすため、大根、ニンジン、玉ねぎ、芋、野菜など何でも放り込んで、皆で腹いっぱい食べていた。川にいるシジミ、フナ、どじょうも食べた。

自分ところで取れた大豆を豆腐屋さんに持って行き、豆腐と交換してもらい、それを食べる時が贅沢な食事である。昔は皆、貧しかったからほとんどの家が粗食生活であった。

その、粗食の中に最高の栄養がたっぷり含まれていたのです。食べるものがない時代は腹に入るものなら何でも食べました。野菜、果物、魚介類、穀物、なんでも食べられるものなら皮から骨まで、全体を丸ごと食べていたのです。人間も頭の先から足の先まで全体ではじめて人間なのです。食べ物も全体をとることが、最高の栄養です。

現代は白米、豚肉、鶏肉、牛肉、魚の刺身、各種加工食品、などは部分的な栄養はたっぷりありますが、肝心な栄養が足りません。

粗食と運動、高栄養とごろ寝

 

野菜主体の食事はいくら腹いっぱい食べても3食で2500カロリーにもならないのである。

その上、仕事は山ほどあるので、労働時間も長く、ほとんどの人は毎日腹ペコであった。

このような状態の中では、内臓は身体を維持してゆくため、少しの栄養も逃さずに貪欲に吸収してゆく、それでもカロリーが乏しいので内臓は休む時間がおおく、休養を充分取ることが出来る。

それに引き換え現代は、高栄養(部分的な)と運動不足が定着している。内臓はもう要らないというほどの食料を処理するため、休む暇もなく疲れ果てている。その上、運動もしないので吸収した栄養を使うところがない。しかたがないので脂肪として腹回りに溜め込むのである。疲れきった内臓、処理してもどんどん入ってくる栄養、血はにごり、脂肪は腹回りにいっぱい溜まってくる。
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